気仙沼市全域での巨大防潮堤建設の推進を市長が明言【2012年10月16日】

2012-10-17
!!【緊急】  共に郷土を守ってください!!
これまで「住民の声を第一に」という姿勢を示してきた菅原茂気仙沼市長が、「防潮堤計画高は基本的に変えるつもりはない」とし、気仙沼市全域をコンクリートの壁で覆うことを明言しました。
気仙沼市には、最大で14.7mの防潮堤が建設されることになりました。
(右の奥尻島の写真と比較してください。これで11mです。)
高さについては県の方針を重視するという方針ではありましたが、さまざまな説明会で防潮堤高に対する疑問が上がっているにもかかわらず、「今後話し合いの中で決定する」としたこれまでの姿勢を撤回した結果となりました。
住民に対する説明会は各地域で1~2回しか開催されておらず、個々の生活再建が優先されるなかで、住民が防潮堤に関して意見をまとめる機会は十分に与えられていません。高台移転が決定している地域などでは、不要に高い防潮堤は必要ないというのが多くの住民の意見ですが、そうした声がまったく届かない体制で行政は防潮堤計画を邁進しています。漁業環境や郷土の景観を財産とし後世に残そうとする住民の考えを吸い上げようとする姿勢が、全く見られません。

写真:奥尻島の防潮堤

森・川・海の繋がりを重視する団体として、また郷土の産業や自然環境を心から愛する者として、当法人は不要な防潮堤および不要に高い防潮堤の建設に断固反対します。
今後は、防潮堤建設に関する行政訴訟(権利の侵害に対する訴訟、防潮堤建設によって地域住民が蒙る経済的損失・精神的損害に対する継続的保証の要請)の検討を専門家を交えて行っていく予定です。
住民の皆さん、どうか声を上げてください!不要な形で建設された防潮堤は、地域の自然ばかりでなく、人々の生活の営みを破壊しかねません。漁業等環境への影響を配慮し、十分な話し合いと検討を重ね、住民の総意のもとで慎重に決定されるべきです。行政は市民の「生活」のことは考えず、「生命」を守るために着々と建設計画を進めているのです。

全国の皆さん、どうか我々をご支援ください!こうした護岸堤防の動きは全国に波及しかねません。美しい郷土を共に守ってください。コンクリートの壁で守れるものはそう多くないのです。それで利益が得られる人々はごく僅かだということに気づいてください。共に声を上げてください!

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